消印

これを読んでくださっている、あなたへ


自分に手紙を書くというのが、あまりうまくできないタイプで、どこか、わたしの知らないような世界で、今日も日々を慈しんでる方に向けて、投稿させていただこうと思います。

わたしの夫は経営者で、なかなかの借金をしていて、全ての保証人です。
あと2ヶ月、この状況が続けば、会社は潰れるそうです。
今まで築き上げてきたものが、全てなくなります。会社も貯金も家も。おそらく東京にはいられない。教育にお金もかけられないし、子どもたちもどうやって育てていくんだろう。
毎日毎日そんなことを聞かされていると、不安で不安で不安で…

と、いうよりは、もう無の境地です。なるようになるというところまできています。

五味太郎さんがおっしゃってた。
「逆にその前(コロナの前)は安定してた? コロナ禍じゃなかったときは、居心地がよかった?」

コロナの前も不安だったし、気分的には安定なんてしてなかった。
わかりやすく、不安にコロナと名前がついて、目の前に寝そべりはじめたんだなぁと思うようにしています。

私に今できることは、夫に時々おいしいコーヒー淹れて、時々大丈夫だよって言うことくらい。
あとは、未来を信じるのみです。

1年後のわたしは、変わらず強気で生きてますか。
最近は、なるべく強気な人が、未来を救うらしいです。

一緒にがんばろうね。
がんばって、いきましょうね。