消印

一年後の自分へ

皮肉なことに、離婚した時よりも廉さんと連絡を絶つ時の方が
よっぽど辛い。

私が嘘をつき続けたことから始まり、
次に嘘をついたらもう一緒にいないと言われ
それでも何度も嘘をついたり隠し事をし続けた。

OCOさんにまたお世話になって
今の関係を続けることは潜在意識の自分は望まないことだと
お別れを告げることから改めて私の本質の世界が始まるとなって
何度も終わらせようとして
終わらせたくなくてできなくて

6月のワーケーション直前で決定的に連絡をしないと伝え
数日連絡を無視し、再開し、深く深く時間をかけて
どうしたらお互いが一緒にい続けられるか
どうしたら私が本心で廉さんと話ができるか
模索して対話してたけど

けど、
やっぱり嘘から始まった関係で
一緒にいる先は嘘をつかないでいられるかというときっと無理で
本当は週3日家に帰ってきたらいいかというと、きっと嫌で寂しくて
本当は嫌だなあと思っていたけど
一緒にいるためには仕方ないかと思ったこともあった
夜仕事に行ってしまうとか
朝まで飲んでるとか
知らないところでちゃんと卒園式・入学式に行ってるとか
寂しくて、悲しくて、わからないことが多くて
でも仕方ないかなってそっとみないふりしてたこと
自分に嘘をついていたことがあった

だからこのまま一緒にい続けるのは
自分に嘘をつき続けることだと思った

間違いなく好きで、大好きで、愛していた

もう二度とここまで愛してくれる人も
嘘をついたり鬱になったり会話できない私に向き合ってくれる、それでも良いと思ってくれる人も
向き合って話そうと思える人も
この人のためにマッサージしようとか豆乳スープ作ろうとか
子ども欲しいとか思える人も
もうできないんじゃないかと思う
流石に私は嘘をつきすぎてきたし、冷静に、相手からしたらリスクが大きい
私もよくないことだよねとわかっているからこそ
人に言えない、隠すのだろうか
あれ、私は・・・

今の自分はこれまでの自分の選択で成り立ってる
今を選んだのも自分

私はどうしようか
まだ、先が明るい未来は見えない

同じことを繰り返す性質なのもわかってるから
もしかしたら数日後、数ヶ月後平気になっているかもしれないし
また依存先を見つけているかもしれない
今の私に考えられないけど
というか信じられないくらいだけど

一人で生きて行きたくはないし
だからと言って嘘をついて誰かと生きることもしたくない

楽しかった
あっという間だった
濃かった
2年だとは思えないほどだった
人生の半分をやっぱり欲しかった
もっと早く出会いたかった
けどあのタイミングだったからお互いにとって一生忘れることのできないお互いになったのだと思う
とてもとても大事な人

どうか幸せに生きてほしい
健康に気をつけて生きて欲しい

ねねちゃんを見るたび
話すたび思う
ああ、そうか、このくらいなんだな
抱っこしたりもするんだろうな
手を繋いで歩いてるんだろうな
考えたくないな
考えちゃうな
自分にはわからないけど血を分けた小さな存在
羨ましくもあり
寂しくもあり
その子は悪くないけど
私が嫉妬をしている

私が一緒にいたかった

わかってる私が選んだこと
私が決めたこと
私がしていること
全部、認める。
良いとか悪いではない全部許す
私がしたくてしたこと
自分で決めている

今は何をしているだろう
何を思っているだろう
いまだに好きなのだろうか
いまだに特別な人なのだろうか
私は私を大切にできているだろうか

何も。間違っていない